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2018/12
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欧米人の隠れたメンタリティや行動様式と現代世界の成り立ちについて
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1.農業の師匠のエピソード


先般、農業の師匠宅を往訪した件について記事にしましたが、その際に改めて気づいた欧米人のメンタリティや行動様式について、今回は記してみようと思います。


往訪の際、農業の師匠は、かつては時計製造で日本を代表する会社の技術者であり、ヨーロッパの冠たるメーカーがひしめくなか、


クウォーツではない機械式時計の誤差の少なさを競うスイスのコンクールで、ヨーロッパ勢を抜いてその会社がトップになったエピソードについてお話ししてくださいました。



日本の会社がコンクールでトップに立つと、そのスイスの主催者は、内々に「トップになった事実を公表するな、また宣伝もするな」と言ってきて、会社はそれに従ったそうです。


また、コンクールにおいて、その日本の会社の技術レベルは、ヨーロッパのものと比べて圧倒的な差だったらしく、それを踏まえて、以後そのコンクールはなくなったということでした。



日本人から見れば卑怯であると思うのですが、ここには欧米人の隠れたメンタリティや行動様式が表れています。


今まで、スイスの有名ブランドなど、およそヨーロッパの機械式時計メーカーは、その品質の高さで何百万円もするのかと思っていましたが、これを聞いて、それは誤解であったと認識させられました。


本当は、この時、日本の時計製造技術の方が凌駕していたのです。


しかし、ヨーロッパの時計製造業界は、その権威を保持するため、脅威となり得る日本のメーカーに圧力をかけたりしながら、今日のブランドを築いていることを初めて知ったのでした。


と同時に、このようなコンクールというのは、究極的には、およそ自分たちの権威やブランドの価値を上げるために計画され開催されているということも窺い知ったエピソードでした。



2.欧米人による現代世界システムの成り立ち


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ところで現代は、政治・経済・文化・スポーツのようなあらゆる分野で、いやそればかりでなく農業や食といった分野でさえ、陰に陽に欧米人が世界を主導していますが、


それは真に欧米人が優れているからというわけではなく、上記のエピソードからも類推できるように、欧米人がそのようにコントロールしていくのが、あくまで非常に巧みだからという側面があります。



彼らは、そのコントロールするテクニックにおいて、日本人などアジア人に比べてば、非常に洗練されているし、遠謀深慮に優れているし、大変賢いのです。


例えば、中国人が何でもコントロールしようとするテクニックはあからさまなので、日本人でもすぐに気がつきますが、欧米人のそれは巧みなので、表面的なところだけを見ていては、なかなか気がつきません。



国際政治や国際経済については、かつては大学や大学院で専門的に勉強したり研究したりしていたことがあり、職業としてもかつては国際政治経済に関わる仕事をしていたので、それは実感しているところです。


例えば、欧米人は、自由主義や民主主義、市場経済などを基本的原理として謳いますが、それはあくまで自分たちの利益がそれら原理によって確保されている範囲内での話です。公平性や公正性についても同様です。


仮に、日本車や日本の機械製品があまりに欧米にとって輸入超過になっていると、やがて経済的な自由主義や市場経済原理などという理屈は無視されるように世論が形成され、行動がとられる現象が起きてきます。


そして、非常に洗練された方法で合法的に潰しにかかります。例えば、輸出自主規制、当局による不正疑惑捜査、独禁法違反の疑義などなど。



かつての話で言えば、南北アメリカ大陸のネイティブ・アメリカンは欧米人に虐殺され支配され、アフリカ大陸の黒人は奴隷として貿易の対象となり、異国の地で使役されました。そこには、もちろん政治的な自由主義や民主主義などありませんでした。


その他、国連の安保理体制(常任理事国による支配)や核兵器の独占的保有(NPT体制)、各国中央銀行とそれらの主要株式を保有する欧米金融機関による国際経済・金融システム支配等を含め、


あらゆる現代の国際法や国際社会のルール作りにも、肝心なところは欧米諸國が巧みに世界をコントロールする技が生かされています。


国際的なスポーツ大会などでも、ある競技において日本人がメダルを多く取るようになると、やがて競技のルールが変更されていきます。



3.日本人はどう生きるのか



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日本人は、なんとなく潜在意識的に欧米人や欧米の文化が優れていると思ったり、考えたり、感じたりしていますが、それらは見えにくいところで巧みに仕組まれている側面もあるので、それらに陰に陽に影響されたままでいるよりも、


特に肝心なことについては、その背景まで探った上で、自分自身で主体的に物事を考え判断するくせをつけるようにした方がいいのではないかと思います。



ただ一方で、欧米の文化や文明も、もちろん素晴らしい側面がたくさんあるのは事実であり、上記の自動車にしても、デザイン性などは日本車より欧州車の方が個人的には好きですし、


バロックをはじめとするクラシック音楽、教会などヨーロッパの建築物、古代ギリシア・ローマに由来する西洋の古典哲学・文学なども素晴らしいものがあったと思っているし、情報通信など米国のイノベーションに対するエネルギーも世界トップレベルです。



しかし、たとえそうではあっても、今一度、上記のような欧米人のメンタリティや行動様式と、それに基づく現代の世界の成り立ちについて理解しておくことは、


毎年のように欧米から止め処なく押し寄せる、というよりむしろ現実的には日本人の方からこぞって採り入れようとさえしているトレンド(流行り)のライフスタイルや趣味、考え方や商品、食べ物や飲み物にいたるまで、


オシャレで洗練されているとして、すぐに飛びついてしまわずに済むのではないかと思います。


上記1.のエピソードとの関連でいえば、スイスの有名時計ブランドに対する敬意や購買意欲などについては、個人的には正直もうなくなりました。



また、農業や食との関連で言えば、八ヶ岳ナチュラルファームが採用・応用している自然農法は、もともと福岡正信や岡田茂吉、木村秋則さんや川口由さん一といった日本人が創始した農業であり、


農薬・化学肥料を使う慣行農業や有機肥料を使う現代の有機農業は、欧米がルーツです。



慣行農業についてはもはや取り上げませんが、有機農業や有機オーガニック野菜にしても、欧米がルーツなので、やはりオシャレで洗練されたイメージがあります。


しかし、八ヶ岳ナチュラルファームは、もちろんそれには囚われません。



なぜなら、上記の通り、世界がどのように形成されているのかを全体として知っているからであり、何が最も大事なのかを自主的に考え、その上で最高の野菜を作ろうと思っているからです。


そして、主体的に考えたその結論として、八ヶ岳ナチュラルファームでは、無農薬・無肥料・固定種による日本由来の自然農法をベースとして、今後も農業や食に対して取り組んでいきたいと考えているのです。



☘八ヶ岳ナチュラルファームが育てた無農薬・無肥料の自然農法による固定種野菜の宅配サイトは、コチラ
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八ヶ岳ナチュラルファーム

Author:八ヶ岳ナチュラルファーム
☘八ヶ岳ナチュラルファームは、無農薬・無肥料の自然農法による固定種の野菜を作っています。


☘当ファームは、日本列島のほぼ真ん中あたりに位置する八ヶ岳連峰の南麓高原にあり、豊かな自然に恵まれた環境で農業を営んでいます。


☘自然農法の野菜は、無農薬・無肥料で作物を育てることによって、農薬や化学・有機肥料に含まれ得る有害物質を取り込まないので、有機オーガニック野菜や普通の無農薬野菜よりも更に安全・安心です。


☘また、あえて無肥料とすることで、もともと畑の土や空気中に含まれている天然の養分・微生物・常在菌の働きや、作物自体が持つ生命力を最大限に引き出すことによって、自然本来のエネルギーに満ちた、苦味やエグ味のない滋味豊かな野菜を作っています。


☘さらに、通常の自然栽培と異なり、トラクターのような大型機械で畑を耕運しないことで、できるだけ土壌の生態系を保全し、畝を覆うビニール掛け(ビニールマルチ)やキュウリ・インゲン等つる野菜用プラスチックネットのような使い捨ての石油化学資源を使わないことで、より自然に優しく環境に負荷をかけない栽培を心がけています。


☘なお、当ファームの野菜は、全て固定種・在来種であり、日本全国や世界各地の伝統品種・ブランド野菜を厳選して、栽培しています。


☘八ヶ岳ナチュラルファームは、以上の農法を採用することによって、自然や生き物たちと調和・共生するような農業に取り組んでいます。

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