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本末転倒のコメ政策
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有機農業ニュースクリップ


1.遺伝子組み換えイネのリスク


冒頭リンク記事では、農水省がスギ花粉症を緩和する効果を見込む遺伝子組み換えイネ等を試験栽培することが紹介されています。


農水省といえば、国民の主食である国産のコメを守ることを最重要政策の一つとしているはずなのですが、


花粉症や病害抵抗性のために、遺伝子組み換えイネを栽培するということです。



この問題の深刻な点は、自然界の交配ではあり得ない遺伝子を組み込まれた主食のコメが、人体に対する副作用や自然界に対する悪影響など十分に検証されないまま、


たとえ初めは隔離圃場で試験をしても、やがてそれは屋外の圃場で栽培されるようになり、


そうすると近隣の遺伝子組み換えとは関係のないコメを作っているイネとも勝手に交雑して、


それがコントロール出来ずにどんどん広がっていってしまうことです。



2.本末転倒の政策


そもそも日本人に蔓延しているスギ花粉症は、コメを食べることで治療するようなものではなく、


戦後の林業政策で、自然の生態系を無視して、全国で辺り構わず杉を植林しまくってきたことが根本の原因です(関連記事)。


その林業政策を統括する立場にある省庁なのに、その政策の見直しには手を付けず、相変わらず責任の所在も明らかにしないままで、


かえって瑣末的な対処法として、遺伝子組み換えイネを推進するというのは、愚策としか言いようがありません。



また、病害抵抗性のある遺伝子組み換えも怪しいです。


これは、病気にならないために、訳の分からない遺伝子を組み込んでいる可能性があります。



3.「コメは命」


かつて、農水省の庁舎には、屋上から大きな垂れ幕が下げられ、そこに「コメは命」と書かれていたのを覚えています。


農水省にとってコメ問題は、本来聖域なのです。


しかし、その聖域に遺伝子組み換えを持ち込み、命ほど大事なコメを蝕んでいる政策をとっているのは、いったい何処なのかということであり、今回の件では義憤すら感じます。



通常、遺伝子組み換え作物をやるのであれば、国民の食生活に影響の小さいものから始めて、まず実績を確実に積み上げていくというのが順序でしょう。


そして、日本人にとって最も大事な主食であるコメは、仮にやるとしても、慎重を期して、


あらゆる作物の中で一番後回しにすべきものです(とはいえ本当は、わざわざ遺伝子組み換えイネなど開発する必要はないと思いますが。)。



4.自分たちでコメを守っていくという意識の必要性


仮に今後も、農水省がコメに対して不必要に深刻な影響を及ぼし得る政策を取り続けるのであれば、


同省を当てにすることをやめて、意識の高い消費者たちとコメ農家たちが一緒になって、主食のコメを守っていくというスタンスに変えていく必要があると考えられます。


✨愛と感謝✨



・八ヶ岳ナチュラルファーム☘無農薬・無肥料の自然農法で育てた固定種野菜の宅配

・Yatsugatake Natural Farm offers Delivery Service of Natural Farming Vegetables☘Pesticides-Free, GMO-Free, Healthier in Quality and Better in Taste than Organic Vegetables in Japan
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☘八ヶ岳ナチュラルファームは、無農薬・無肥料の自然農法による美味しい固定種の野菜を作っています。


☘当ファームは、日本列島のほぼ真ん中あたりに位置する八ヶ岳連峰の南麓高原にあり、豊かな自然に恵まれた環境で農業を営んでいます。


☘自然農法の野菜は、無農薬・無肥料で作物を育てることによって、農薬や化学・有機肥料に含まれ得る有害物質を取り込まないので、有機オーガニック野菜や普通の無農薬野菜よりも更に安全・安心です。


☘また、あえて無肥料とすることで、もともと畑の土や空気中に含まれている天然の養分・微生物・常在菌の働きや、作物自体が持つ生命力を最大限に引き出すことによって、自然のエネルギーに満ちた、苦味やエグみのない滋味豊かな野菜を作っています。


☘さらに、自然栽培と異なり、トラクターのような大型機械で畑を耕運しないことで、できるだけ土壌の生態系を保全し、畝を覆うビニール掛け(ビニールマルチ)やキュウリ等つる野菜用プラスチックネットといった使い捨ての石油化学資源を使わないことで、より自然環境に優しく負荷をかけない栽培を心がけています。


☘なお、当ファームの野菜は、全て固定種・在来種であり、日本全国や世界各地の伝統品種・ブランド野菜を厳選して、栽培しています。


☘八ヶ岳ナチュラルファームは、以上の農法を採用することによって、自然や生き物たちと調和・共生するような農業に取り組んでいます。

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