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フランスによるネオニコチノイド系農薬の全面禁止と日本の現状
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有機農業ニュースクリップ


冒頭引用記事の通り、フランスは9月1日から5種類のネオニコチノイド系農薬を全面的に禁止するということです。


ネオニコチノイド系農薬は、ミツバチなど穀物や野菜の花粉を受粉する虫たち(ポリネーター)を殺生したり、障害を与えたりする可能性が指摘され、


ヨーロッパ全域では既に屋外では3種類のネオニコ農薬を禁止していますが、


そのヨーロッパの中でも農業大国であるフランスが、更に5種類のネオニコ農薬を全面禁止に踏み切るのは意義深いことと思います。


ミツバチなどのポリネーターが農薬等によって殺生され減少すると、ハチミツのみならず、穀物や野菜など多くの食べ物が受粉によって結実しなくなり、


したがって、食料の生産が減少し、人間の食べ物が枯渇するという可能性
が出てきます。



翻って日本ですが、当局は新たな農薬の使用を追加的に認めたり、食べ物の農薬残留基準値を緩和したりという、政策が欧米とは真逆の方向に舵を切っています。


当局ばかりではなく、最近は農薬大手の住友化学も、EUによるネオニコ農薬の禁止は非科学的であると声明を発表したりしており、


官民ともに国民の健康や安全といった長期的な死活的利益が軽視されています。



なぜこのようなことになるのかというと、彼らは大抵、まず前例や既得権益を確保する観点から物事を捉え、それを保護するためにはどのような理屈付けや立証が必要なのかを考えた上で対処方針を作成し、


その結果として政策を決定したり、声明を発表したりするからです。



これまでの前例を覆すような対処方針は、通常は上部に受け入れられないし、膨大な時間と労力を必要とするので、


それよりは前例に従って、その延長線上で政策や方針を作成・決定していった方が無難であるし、楽であるという事情もあります。



しかしながら、国民の税金で給料をもらい、その税金で政策の検討・決定・実施を行っているのであれば、当然のことながら国民全体の利益を最優先にしなければならないのに、


前例や業界の利益といった部分的な利益を優先し、それが消費者である国民全体の大局的な利益を害しているのであれば、公僕としての資格に悖るし、


先般の記事にあるような種子法廃止や種苗法改正の動きもそうですが、


そもそも国民にとって長期的に害悪のある政策を税金を使って形成・実施してしまっているような機関であれば、それは存在しない方がマシでしょう。



日本の場合は、消費者団体の力が弱いという事情もあります。


欧米と異なり、そもそも自由や民主主義というものは戦いによって勝ち取るものだという歴史的経験がなく、


戦後米国の指示による新憲法発布によって上から与えられたものでした。



また同様に、日本人は伝統的に、お上に任せて、民はお上の決定に従うという従順で集団主義的な傾向が未だに欧米人より強い国民性と言えます。



戦後の復興期には、そのような国民性もうまく機能したのかもしれませんが、今後、個々の日本人が更に自立的に成長してくためには、


これまでの無意識的な依存心をなくして、自らの意思と判断、責任と行動によって自分の生活や人生を決められるよう行動していく必要があると思います。



そのような日本人がもっと増えていけば、その総体としての社会も自立的に自己改善できる、自浄作用のある集まりになるだろうし、


全般の記事の「すかいらーくグループ」のストロー廃止のように、その影響で当局や大手企業の在り方も改善していくと考えられます。



そもそも当局が国を誤るようなことをするのは、当局自体の努力で改善されるべきものではありますが、


個人の一人一人も現状に流されずに、自分たちが理想とする生活や社会を創っていくための努力が必要だと思います。


✨野菜と自然に愛と感謝✨



・八ヶ岳ナチュラルファーム☘無農薬・無肥料の自然農法で育てた固定種野菜の宅配

・Yatsugatake Natural Farm offers Home Delivery Service of Natural Farming Vegetables☘Pesticides-Free, Chemical-Free, Fertilizer-Free, GMO-Free, Healthier in Quality and Better in Taste than Organic Vegetables in Japan(click "English site" of the categories at the upper left).
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☘八ヶ岳ナチュラルファームは、無農薬・無肥料の自然農法による固定種の野菜を作っています。


☘当ファームは、日本列島のほぼ真ん中あたりに位置する八ヶ岳連峰の南麓高原にあり、豊かな自然に恵まれた環境で農業を営んでいます。


☘自然農法の野菜は、無農薬・無肥料で作物を育てることによって、農薬や化学・有機肥料に含まれ得る有害物質を取り込まないので、有機オーガニック野菜や普通の無農薬野菜よりも更に安全・安心です。


☘また、あえて無肥料とすることで、もともと畑の土や空気中に含まれている天然の養分・微生物・常在菌の働きや、作物自体が持つ生命力を最大限に引き出すことによって、自然本来のエネルギーに満ちた、苦味やエグ味のない滋味豊かな野菜を作っています。


☘さらに、通常の自然栽培と異なり、トラクターのような大型機械で畑を耕運しないことで、できるだけ土壌の生態系を保全し、畝を覆うビニール掛け(ビニールマルチ)やキュウリ・インゲン等つる野菜用プラスチックネットのような使い捨ての石油化学資源を使わないことで、より自然に優しく環境に負荷をかけない栽培を心がけています。


☘なお、当ファームの野菜は、全て固定種・在来種であり、日本全国や世界各地の伝統品種・ブランド野菜を厳選して、栽培しています。


☘八ヶ岳ナチュラルファームは、以上の農法を採用することによって、自然や生き物たちと調和・共生するような農業に取り組んでいます。

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