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2018/12
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国産の野菜が外国産より安全・安心ではない最大の理由(改定版)
今だに日本国内では、国産の野菜が外国産よりも安全・安心だと一般的に思われていますが、事実は全く正反対であり、


日本が世界でも稀に見る農薬多量使用国であることを他国との比較で確かめてみたいと思います。

 

まず国連の食糧農業機関であるFAOのデータがあるので、それを見てみましょう。国別に1000ヘクタール当たりの農薬使用量(t)を算出しています(2000年統計)。


FAOデータ


数字が大きければ大きいほど農薬使用量が多いということですが、これによれば、


日本 16.53

アメリカ 2.41

イギリス 3.53

フランス 5.00

ドイツ 2.93



となっています。


 
1. 欧米諸国との比較


europe-1976654_640.jpg


上記の数字を比較分析すれば、日本は、アメリカの約7倍イギリスの4.7倍フランスの3.3倍もの農薬を使っています。


欧米諸国の2割増しとか3割増しとかの話ではなく、何倍ものレベルの使用量です。

 

2. アジア諸国との比較


agriculture-1807581_640.jpg


次に、隣国の中国や韓国と比べてみるとどうでしょうか。


中国 9.75

韓国 13.39


 

日本では、中国野菜などは農薬が多量に使われているので論外だというイメージがありますが、蓋を開けてみれば、中国や韓国の方が農薬を使っていません。しかも、日本は中国と比べて実に7割増しの農薬使用量です。


論外なのは、国産野菜の方ということです。

 

アジア諸国との比較をもう少し見てみましょう。

 
「日本が農薬を多量に使っているのは、欧米に比べれば日本の気候は高温多湿だからしょうがない」という指摘があります。


 
しかし、もっと高温多湿の国々である


タイ 1.07

ベトナム 2.03



に比べれば、日本はその8〜15倍もの農薬を使っています

 

さらに、「日本は人口も過密だからしょうがない」という指摘についても、日本の3倍もの人口密度でもっと高温多湿な国


バングラディシュ 0.36


に比べれば、日本はその46倍もの農薬を使っているわけです。

 

しかも、これら発展途上国は、日本よりも断然厳しい環境で農薬に頼らずに農作物を育てているわけで、それなのに日本はこれらの国々よりも農薬使用量では圧倒的なほどに後進国になっているのです。

 

この国連機関の数字を見れば明らかな通り、途上国産の野菜は日本産より農薬を多量に使っているという一般的なイメージも、実は間違っており、日本の方が途上国より何倍〜何十倍もの農薬を使っていることが分かります。

 

最後に、いわゆる国民総幸福量(Gross National Happiness)で世界一幸せな国ブータンと比べて見ましょう。


ブータン 0.06

 

これに比べれば、日本の農薬使用量は実にその276倍です。


日本が世界一幸せな国になれるのは夢物語であるかのような感があります。

 

3. 終わりに


herbicide-587589_640.jpg


年によって各国数値の上下は多少あるのですが、ここまで見てくると、大勢からして日本が農薬を使い過ぎなのは、どのような言い訳をしてみても説得力がないといえます。


他国と比べて2割増しとか3割増しとかいう話ならいざ知らず、


途上国と比較すると何倍〜何十倍以上ものレベル


先進国と比較しても何倍ものレベルで日本は農薬を使っている以上、


もはや統計の取り方が悪いとか、日本の特殊事情により仕方がないなどとあぐらをかいている立場にはないと言えます。

 

ネットで検索すると、農薬の多量使用はやむなしとするいろんな理屈が出てきますが、


世界各国の実情と比較すれば、それは日本国内だけで自分たちの現状を正当化するために、あれこれ理由付けしているだけの感が否めず、外国人から客観的に見れば通用しない根拠付けに終始しています。

 

消費者側としてはもっとシンプルに考え、とにかく日本では世界でもトップレベルで農薬漬けの作物が作られ、それを日本人は日々食べさせられているという実態を直視すべきでしょう。


そして現在でも、農薬使用の過多が世論で大きく問題視されていないところからすると、


当局は当然問題ないと考えているだろうし、ほとんどの消費者は現状の深刻さを知ることなく、当たり前だと思っているように見えます。



したがって、気づいた消費者や農家から、自分の判断と意志で無農薬の野菜や農法を選ぶようにしていくべきでしょう。


現状に流されているだけでは、そのツケが自分や子供たちと子孫、それから日本の自然に巡って還ってくるのを繰り返しつつ、かつ濃縮させていってしまうことになります。



・八ヶ岳ナチュラルファーム☘無農薬・無肥料の自然農法による固定種野菜の宅配

・Yatsugatake Natural Farm offers Home Delivery Service of Natural Farming Vegetables☘Pesticides-Free, GMO-Free, Healthier in Quality and Better in Taste than Organic Vegetables in Japan.
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Author:八ヶ岳ナチュラルファーム
☘八ヶ岳ナチュラルファームは、無農薬・無肥料の自然農法による固定種の野菜を作っています。


☘当ファームは、日本列島のほぼ真ん中あたりに位置する八ヶ岳連峰の南麓高原にあり、豊かな自然に恵まれた環境で農業を営んでいます。


☘自然農法の野菜は、無農薬・無肥料で作物を育てることによって、農薬や化学・有機肥料に含まれ得る有害物質を取り込まないので、有機オーガニック野菜や普通の無農薬野菜よりも更に安全・安心です。


☘また、あえて無肥料とすることで、もともと畑の土や空気中に含まれている天然の養分・微生物・常在菌の働きや、作物自体が持つ生命力を最大限に引き出すことによって、自然本来のエネルギーに満ちた、苦味やエグ味のない滋味豊かな野菜を作っています。


☘さらに、通常の自然栽培と異なり、トラクターのような大型機械で畑を耕運しないことで、できるだけ土壌の生態系を保全し、畝を覆うビニール掛け(ビニールマルチ)やキュウリ・インゲン等つる野菜用プラスチックネットのような使い捨ての石油化学資源を使わないことで、より自然に優しく環境に負荷をかけない栽培を心がけています。


☘なお、当ファームの野菜は、全て固定種・在来種であり、日本全国や世界各地の伝統品種・ブランド野菜を厳選して、栽培しています。


☘八ヶ岳ナチュラルファームは、以上の農法を採用することによって、自然や生き物たちと調和・共生するような農業に取り組んでいます。

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